歯垢とは歯の表面に付着した粘着質の細菌が繁殖した塊で「プラーク」とも呼ばれており、むし歯や歯周病の原因となります。
食事や間食後に歯に残った汚れと唾液がおよそ4~8時間で細菌を繁殖させて歯垢を作ってしまうため、歯垢になる以前に歯磨きをすることが大切です。
歯石は歯垢が石灰化し硬くなったもので、歯と歯の間や歯と歯肉の境目にできやすく、歯磨きでは取り除くことはできません。
歯石を除去するためには、歯科クリニックにて専用機器でのクリーニングが必要になります。
歯垢が歯石になってしまうにはおよそ2日間かかり、その間であれば歯磨きでも歯垢を取り除くことができます。
そのため、磨き残しがないようにしっかり歯磨きをして注意することで、むし歯や歯周病予防につながります。
歯垢や歯石が付着しやすい原因
- 間食が多く、常に口腔内に食べ物がある
- 食後、間食後にすぐに歯磨きをしない
- 甘いものをよく口にする
- 歯磨きが不十分で磨き残しが多い
歯垢や歯石が原因で起こる歯科疾患
- むし歯
- 歯周病
- 歯の喪失
当院での歯垢・歯石除去方法
クリーニング
クリーニングとは
クリーニングとは、歯の表面に付着した汚れを除去することをいいます。
歯の表面には、「プラークまたは、歯垢」と呼ばれる汚れが付着します。
この状態であれば日常の歯磨きで落とすことができますが、磨き残しなどにより、2~3日停滞していると、唾液中のミネラル成分と結合して石灰化を始め「歯石」に変化してしまいます。
歯石になってしまうと歯磨きで除去することは難しく、歯科クリニックで機械類を使用して落とす必要があります。
また、たばこなどの嗜好品による黒い着色汚れ(ステイン)も歯磨きで除去することが難しく、歯科クリニックでの定期的なクリーニングが重要となります。
他院との比較
最新のクリーニング器械である「メルサージュエピック2㏌1」を導入しています。
パウダーモードと超音波モードの2種類の機能を1つの機械で行うことが可能で、様々な汚れをお掃除する際に非常に優れています。
パウダーモードの中でも口腔内の状況に合わせて、プロフィー・ペリオと選択して使用し、10段階の流量調整が可能です。また、超音波モードは、3つのモード切替え機能があり、歯周治療だけではなく、エンド治療にも対応する微細なパワー調節が可能です。
施術の流れ
①メルサージュエピック2㏌1のパウダーモードで表面に付着した広範囲の汚れを落とす
②メルサージュエピック2㏌1の超音波モードで硬くなった歯石や歯ぐきに入り込んだ汚れを落とす
③ポリッシングブラシと専用研磨剤で歯の表面を磨く
④ラバーカップとトリートメント材で歯の表面を滑沢に仕上げる
クリーニングのメリット
- 口腔内の環境を衛生的に保てる
- むし歯の早期発見・治療ができる
- 見た目がキレイになる
- 歯周病予防につながる
Price 料金
-
クリーニング /1回
通常価格/¥14,300
- ※料金はすべて税込表記です
- ※この他の料金についてはお問合わせください